水産物の持続的利用推進強化支援事業

本事業は、排他的経済水域内の規制や国際的な資源管理の強化など、我が国の漁業をめぐる厳しい事態に対処するために、海外漁場の確保と海外漁業協力事業とを一体的に推進し、我が国の漁業の健全な発展と開発途上国での水産業の発展に資することを目的に、開発途上国に水産分野の専門家を派遣し、現地で政府関係者や漁業者等からの聞取り調査等を行い、その結果に基づき、当該国の水産開発ニーズに合った協力案件形成につながる提言を取りまとめて当該国の政府関係者に提供します。併せて、現地調査において明らかとなった喫緊の対応が必要な課題について、当該国の政府関係者や漁業者等に対して技術的な指導を行います。令和2年度はアフリカ地域、中南米地域、アジア地域及び大洋州地域の開発途上国7か国程度とします。

会員の要望を踏まえた調査団派遣

現地調査

調査報告書の作成、調査国への提言