「養殖業体質強化緊急総合対策事業」の5次公募について
1.募集の内容
本会では水産庁から委託を受け、「養殖業体質強化緊急総合対策事業」の事業実施主体として以下に掲げる事業実施者を広く募集します。
養殖に不可欠な飼料と種苗は、輸入資源・天然資源に依存していることから、魚粉などの原料価格の高騰や不漁などのリスクの下でも持続的に養殖生産を行うことができるよう、配合飼料の主原料である魚粉の国産化等の取組や天然由来の種苗から人工種苗への転換の取組を支援します。また、養殖コストの低減を図るため、給餌効率を向上させる取組及び協業化による養殖経営体の生産性向上の取組を支援します。
※事業のパンフレットはこちらです。
2.事業概要と補助内容
(1)国産飼料原料転換対策事業
以下の取り組みにかかる経費の1/2までを補助(上限:1申請あたり2,500万円)
① 国産飼料原料転換対策事業
② ①の検討結果を受けて実施する下記の取組
ア 国産マイワシ、加工残渣等を原料とした国産魚粉・魚油の増産や品質向上に必要な機器整備
イ 新たな魚粉代替原料を用いた飼料開発
ウ 国産魚粉を利用した飼料の調査分析・養殖場における実証
(2)国産人工種苗転換対策事業
ブリ、カンパチ等の人工種苗を広域に供給する拠点(中間育成施設を除く)の整備にかかる経費の1/2までを補助(上限:1申請あたり2,500万円)
(3)養殖コスト低減対策事業
ア 給餌効率の向上支援
IoT給餌機や給餌効率の向上を図るための資機材の導入に必要な経費の1/2までを補助(上限:1申請あたり2,500万円)
イ 協業化による養殖経営体の生産性向上
協業化に取り組む養殖業者に対し、飼料の統一化、ワクチン・薬浴の共同化等に必要な経費の1/2までを補助
(上限:1養殖経営体あたり200万円)
詳しくは公募要領、
別紙1 、
別紙2 、
別紙3 、
別紙4 をご参照ください。
3.提出書類
- ① 交付申請書
- ② 事業計画書
- ③ 共同実施機関協定書(上記(1)国産飼料原料転換対策事業の場合)
- ④ 養殖資材の共同購入等に関する規約(上記(3)イ 協業化による養殖経営体の生産性向上支援の場合)
- ⑤ 提出者の概要(団体概要等)がわかる資料(公募要領参照)
- ⑥ 購入設備・備品・資材の見積書(3社分)
※3社分の取得が困難な場合や取扱業者が2社以下しか存在しない場合は、業者選定理由書をご作成ください。
業者選定理由書フォーマット(給餌効率の向上支援)
業者選定理由書フォーマット(協業化による養殖経営体の生産性向上支援)
交付申請書及び事業計画書は、事業毎に書式が異なります。各事業にリンクされた以下の書式をダウンロードして作成下さい。
(1)国産飼料原料転換対策事業
別記様式第1号、
別添1、
共同実施機関協定書(例)
(3)養殖コスト低減対策事業
ア 給餌効率の向上支援
別記様式第3号、
別添3
イ 協業化による養殖経営体の生産性向上支援
別記様式第4号、
別添4、
養殖資材の共同購入に関する規約(例)
4.募集期間
開始:令和5年11月6日(月)
終了:令和5年12月6日(水)(17時必着)
5.事業実施期間
事業実施期間は、交付決定日からすべての活動を完了した日(事業完了日)とします(令和6年3月15日(金)までにすべての活動を完了する必要があります)。なお、実績報告書の提出期限は事業完了後30日を経過する日又は令和6年3月15日(金)のいずれか早い日までとします。(具体的な日付については本会にお問い合わせ下さい)
6.審査及び採択
提出書類及びヒアリングにより、外部審査会で実証試験の意義・目的、履行の確実性、先駆性・専門性、ニーズの把握等の観点から総合的に審査を行い、採択の可否を決定します。
7.今後のスケジュール(予定)
- 令和5年11月10日(金) オンライン説明会(13:30~14:30)
- 12月6日(水) 5次公募終了
- 12月中旬 外部審査会審査
- 12月中旬~下旬 選定結果通知
8.申請書送付・問い合わせ先
一般社団法人マリノフォーラム21
(担当:宮川、大久保、日向野、木末)
所在地:〒104-0032
東京都中央区八丁堀1丁目5番2号 はごろもビル5F
電話:03-6280-2792 (9:30~17:00、土日祝日を除く)
FAX:03-3555-8850
E-mail:yousyoku.taishitsu@mf21.or.jp 又は miyakawa@mf21.or.jp