一般社団法人マリノフォーラム21は「環境、水産業の活性化と持続的発展を目指した技術革新・技術開発」、「開発途上国の水産振興」にチャレンジします!!

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地下海水を利用したギンザケの早期親魚養成・採卵技術と周年出荷技術の開発

 ギンザケは宮城県の養殖重要産業です。生産量を増大してギンザケ産業に係わる経営体を強化するには国産種卵の安定供給が必須です。海水で親魚養成すると成長が早いですが周年20℃以下の適切な飼育海域がないため、親魚飼育は淡水でのみ行われており、採卵できるまでに孵化から3〜4年を要しています。地下海水は周年で約18℃とギンザケ飼育に適した水温であり、親魚養成期間の短縮化と大型化が期待できるため、海水飼育における成長促進と採卵に向けた淡水移行のための技術開発を行います。